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不惜身命
勝守り
仏縁
受け止め方
業
心の荷物
諸行無常
助け合いの精神
心磨きの行
煩悩即菩提
因果応報
臨終を習う
不器用
いい人
無上道
菩提心
矢のはしることは弓の力
人の縁なくして人生なし
智目行足
少欲知足
苦を乗り越え仏になる
普通でいること
幸せになるには
我を捨てよ
桜の花のように
バランス
心を満たす言霊
仏心は親心
出会いの力
人生への投資
物事の見方
心の洗濯
エゴイズム
できること
共にある幸せ
心に刻むこと
生きる力
因縁
口は災いのもと
仏様のまばたき
ありがとう
十人十色
WIN WIN
長所と短所
オンリーワン
損して得とれ
それぞれの道
中道
信行
報恩感謝
いただいた命
菩薩行
感応道交
地獄と仏界
仏知見
方便
異体同心
おかげさま
無明と光明
良心
増上慢
平等大慧
精進
一期一会
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信仰心
六根清浄
苦と楽
善行の徳
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心
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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
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縁起の巻

縁起(えんぎ)の巻

縁起が良いとか、縁起を担ぐという言葉をご存知だと思います。
物事が良い結果に結びつく予感であったり、前にも良い結果が出たりした時のことを思い出して、同じ行為を繰り返し行うことです。

験担ぎ(げんかつぎ)とも言いますが、よくスポーツ選手が行なっている、ルーティンもこれと同じです。

例えば、ラグビーの五郎丸選手が、キックの時に行う動作や、サッカー選手が試合の前に競技場に入る際に、踏み入れる足を、毎回同じ方の足から入るといったことです。
また、言葉にも同様の繋がりがあり、自分が声に出した言葉を自分に言い聞かせるように、「自分はできる、必ず勝つ」など自信を持たせることを言うのも同じようなことです。

何をするかは人によって様々ですが、良いイメージをもって行うことで、本当に見えない力を発揮することも実際にあるのです。
皆さんにお馴染みなのは、受験に勝つということに掛けて、受験の前にカツ丼を食べることでしょう。

このような縁起という言葉は、仏教の教えから来ています。
縁起は、縁より起こると書きますが、物事は全て縁という原因が関係しあうことで成り立ち、それによっての結果が起こるということです。

つまり、因果(いんが)のことで、物事の存在は因と縁によって成立するのです。
お釈迦様は、人の苦しみも同じように、苦の原因を無くせば、様々な苦しみから逃れることができると示されています。

善因善果(ぜんいんぜんか)は善行が善を生み出し、楽を与えます。
悪因悪果(あくいんあっか)は悪行が悪を生み、苦を生じさせているのです。

これは、どの形で自分に帰ってくるかはわかりませんが、全てが繋がっているということを知ることで、自分の行いにも気付くことができるでしょう。
はじめの方で言いました、験担ぎの験(げん)は、仏教の修行を積んだ効果という意味があります。

スポーツ選手の方が、験担ぎのルーティンをすることも、練習を重ねて努力した後の行為です。
何事も努力なくしては成り立たないわけですから、私達も物事に対して、地道にコツコツと修練して参りましょう。

周りの様々な縁に感謝して、良い結果を掴み取って下さい。
合掌

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