皆さんも何かを志して、目標を達成できたこともあれば、途中で挫折してしまったということもあると思います。
例えば勉強のことでもそうですが、しっかりできて結果に満足したという時と、まあまあでやっぱり後悔したという時もあるでしょう。
当然そこはやる気次第です。
どこかの塾のコマーシャルで、「やる気スイッチはどこにあるんだろう?」とスイッチを探しているのを見たことがあります。
親が子供にやる気を出させようと、子供のほっぺたを押しますが、そこにやる気スイッチは付いていませんでした。
その結果、子供のやる気は出なかったわけです。
自分がやる気になるかならないかは、人に促されることも大事ですが、やはり本人の自覚というものが必要ではないでしょうか。
しかし、そこはまだ入り口であり、無事にスイッチを押すことができても、そこからは親も周りも見守ることしかできません。
後は本人がどれだけ努力を持続できるかどうかです。何事も持続することによって物事は成就していく、つまり願いが叶うのです。
この話の中で、登場する子供は凡夫である私達であり、子供のためになんとかしてやりたいと想う親の姿は仏様の慈悲であります。
仏様はどうにかして、私達を導いて救おうと考えておられます。
仏様の教えを自分がどれだけ持ち続け、生活することができるか、信仰を持続することができるかが大事なのです。
勢いよく燃え上がっても、すぐに冷めていくような信仰ではいけません。
人は何歳になっても勉強です。
学ぶことはたくさんあります。
色々な経験をすることも必要です。
そこに仏様の教えをプラスして、自分の目指すことが成就するように努力してまいりましょう。
「やってやれないはずがない。やらずにできるはずがない。」
自分が納得いくところまでやる。
それが成就に繋がるということです。
一緒に頑張りましょう
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