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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 即身成仏 |
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即身成仏(そくしんじょうぶつ)の巻 |
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私達は亡くなられた方に対して、成仏を願いご供養をいたします。
成仏とは仏になるということであり、苦しみのない安らかな仏様の境地に達することであります。
では、即身成仏とはどういうことかと申しますと、私達がこの娑婆世界において、生きているうちに仏になるということです。
成仏するということは、亡くなってからだと思われているかもしれませんが、実は私達の生きるこの娑婆世界においても仏になることが出来るのです。
仏様は常にこの娑婆世界におられて、私達に様々な教えを説かれています。
しかし、私達の心が乱れていると仏様が法を説き、救いの手を差し伸べて頂いていることにも気付くことができません。
心の乱れは、煩悩や欲が大きすぎることで悪業(あくごう)という罪をを積んでしまい、このことが原因で起こるわけです。
これをコントロールして、自分の悪業を抑える力があれば、煩悩や欲を持ってる私達でも生きながらにして、仏になれるとお説きになっているのです。
仏の心を持つということは、我欲(がよく)という自分さえ良ければいいという考えを捨て、人を思いやり、人の苦しみを理解し助け、人のために協力することを惜しまないことであります。
一人では生きていけないこの世界で、凡夫(ぼんぷ)である私達が互いに助け合うことこそ、仏様の示されている、即身成仏なのです。 |
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