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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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こだわりの巻 |
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人は誰もが何かしらのこだわりを持っていると思います。
例えば、こだわりの店であるとか、こだわりの品という言葉を良く耳にします。
こだわりとは、妥協をしないで努力を惜しまないなどという、良いイメージで捉えることができますが、過度に気にかけるだとか、気持ちがとらわれるといった、マイナスの意味も含んでいます。
もっと言うなら、こだわりを持つが故に、自分の中でこうでなくてはいけないという気持ちが強くなり過ぎて、人の意見を聞く力を失い、周りの人を振り回してしまうことにもなりかねません。
お経の中に、「令離諸著」(りょうりしょうじゃく)という一節がございます。
「もろもろの著(じゃく)を離れしむ。」仏様は、こだわりの心から離れなければ、本当のことを理解することができないと説いておられます。
私達は身勝手な考えを持ち、自分の都合のいいように物事を捉えがちです。
こだわりを持つことは大事なことですが、素直に周りの意見を聞くことも必要なのではないでしょうか。
良いこだわりを持って、これからのスキルアップに活かしていっていただきたいと思います。 |
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