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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 臨終正念 |
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臨終正念(りんじゅうしょうねん)の巻 |
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私達の命というものは、いつ終わりを迎えるのかわかりません。
だからこそ命は尊いわけで、大切にしなくてはいけないものなのです。
臨終正念とは、命の終わりを迎える時、安らかな心を得るということを意味します。
生と死の関係により、生まれた以上、必ずその先に死があるのは誰もが知っているのですが、そのことを常に考えているわけではないと思います。
仏様の「人の命は無常なり」というお言葉があるように、いつ訪れるのかわからない死ということを先に考えてから、その後に生きるということはどういうことかを考えなさいという教えなのです。
命は、はかなくもありますが、強くもあります。
これからの人生をどのように過ごしていくかは自分が決めることです。
人生を締めくくる時に、良い人生を送れたと思えるような生き方をしたいものです。
臨終正念を実現するためには、今生での徳を積む行いを心掛けることが大切です。
物事には必ず原因があって、それによる結果があります。
これは自分の行いがあってこそ、徳を得ることができるということですから、日頃の精進が求められるのです。
仏様の元へ旅立つ時は、財産も名誉も持っては行けません。
徳をたくさん持って行きましょう。 |
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