|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
info@nittaiji.com |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
HOME > 一言法話 > 現前供養 |
|
|
|
|
|
現前供養(げんぜんくよう)の巻 |
|
供養は、三種供養や十種供養など様々な供養がお経に説かれていますが、大きく分けると、物の供養と、心の供養に分けられます。
お香やお花やお供物などの物を供養することも大切ですが、心の供養はもっと大切です。
心がこもっていないお供物をお供えしても、あまり有難くありません。
心の供養は、仏様を敬う心を持って行う供養ですが、その中でも大切な現前供養というご供養を、皆様におすすめしたいのです。
現前供養とは、仏様やお祖師様や亡くなった方が、今この目の前におられるかのように、心を込めて、感謝の気持ちを込めて、時には話しかけながら、ご供養をすることです。
久遠の仏様やご先祖様は、今この瞬間も、自分のそばにいらっしゃって、手を差しのべて、守って下さっています。
私達凡夫には、その姿かたちは見えないし、声も聞こえないけれど、別の姿や、別の声で、いつもメッセージを下さっています。
そのような気持ちで、芯から感謝の心で供養することが現前供養なのです。
仏様やご先祖様がいつも自分のそばにいらっしゃるということを信じ、感謝の気持ちを絶やさずに、やさしい穏やかな心で、日々暮らしていくことが、真実の幸せに繋がっていくのです。
でも私達は、すぐにそんなことを忘れてしまいがちです。
それを思いださせてくれるのが、南無妙法蓮華経のお題目です。
今、目の前に仏様、お祖師様、ご先祖様がいらっしゃると思い、深い深い感謝の心で手を合わせてお題目をご供養するその姿は、そのまま仏様の世界に繋がります。
その瞬間は、間違いなく、私達の心に仏様がいらっしゃるのです。
もし、心の仏様を見失ってしまったら、またお題目を唱えて下さい。
きっと進むべき道筋が見えてくることでしょう。 |
|
|
|
|