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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 学無学 |
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学無学(がくむがく)の巻 |
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学無学とは、正しくは有学(うがく)と無学(むがく)という意味です。
一般的に有学といえば、学があり有識者のことを指し、無学といえば、学が無く、物事を知らない者のことをいいます。
それが、お経には真逆の意味で示されています。
有学とは、まだまだ学ぶべきことがある者、学ばなくてはいけない者のことで、無学とは、もう学ぶべきことが無い、道を極めた者という意味を持っているのです。
ですから、無学と言われても、それは褒められていることだと思っていいのです。
しかし、これは洒落ということで、本当に無知であるのに喜んでいてはいけません。
知識や経験は財産であるように、世の中物事を知らないことが一番怖いことです。
だからこそ、たくさんの知識を身につけたいものです。
世間では人を学があるか、無いのかで評価することが多いかもしれません。
しかし、本当に大事なことは、学んだことを生かし、行動できるかどうかなのです。
人の価値というのは知識だけで決まるわけでは勿論ありません。
仏様は知識と行動が両方備わってこそ、意味があると私達に説いておられます。
学ぶということは修行と同じで一生続いていきます。
仏様の教えを学び、実践することが人としての価値を上げることに繋がっていくでしょう。 |
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