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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
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TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 喜捨 |
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喜捨(きしゃ)の巻 |
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喜捨とは、読んで字のごとく、喜んで捨てるという意味です。
そして、その捨てたものに執着してはいけないということです。
では、一体何を捨てるのか?
自分が人にしてあげたことに対しての、見返りを求める気持ちを捨てるのです。
自分が何かをしてやった、物をあげたと思うから、相手からのお礼を求めてしまっているのです。
これが執着の心を持っている証拠です。
私達は、人にしてもらったことは忘れても、人にしてあげたことは結構覚えているものです。
このような時に仏様は、「人に物(心)を施せば我が身の助けとなる」と教えておられます。
惜しまずに与える気持ちで、心から奉仕することができれば、人の心は豊かになります。
逆に、いつまでも執着の心を持ったり、惜しむ気持ちがあると、心は貧しくなってしまいます。
優しさがあるなら優しさを、力があるなら力を、知恵があるなら知恵を与える人になりましょう。
そして、執着の心を喜んで捨て、功徳を積んでいきたいものです。
喜捨を自然に行える人となりましょう。 |
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