皆さんはお寺というと、お彼岸やお盆、法事やお墓参りなど、ご先祖様のご供養で行かれることが多いと思います。
実はその他に、お寺にお参りする大切な意味があります。
お寺には仏様と守護神様がお祀りされています。
いつも私達を守護して下さっている、その仏様と守護神様に会いに行かれることをおすすめします。
しかし、いざお寺へ行くとなると、堅苦しく感じられるかもしれませんが、少し目線を変えてみて下さい。
皆さんが考える楽しい場所、例えば温泉に行くとしましょう。
温かい温泉に入って、美味しいご飯を食べて、身体の疲れを癒してリフレッシュできます。
お寺の役割はというと、その温泉と同じで、仏様と守護神様が皆さんを迎えて、心の疲れを癒したり、苦しみを流すことのできる、心の温泉なのです。
日々の生活において、毎日色々な出来事に喜びがあり、嬉しいことが続くことを願いますが、人生山あり谷あり、時には辛いことも苦しいことも起こってしまいます。
そんな時こそ、お寺という心の温泉に行って、ゆっくりしてみてはいかかでしょう。
自分の幸せの度合いを考えたとき、一番上が自分の幸せだと思うところとし、一番下がどん底の状態で、真ん中が普通くらいと思って下さい。
下から4分の3までは努力によって、自分の目標としているところに到達することができるはずです。
しかし、残りの4分の1は、自分の努力だけではどうにもならない部分になります。
本当の幸せを願う時こそ、仏様や守護神様の力をお借りしなければたどり着けない部分があることに気付いて頂きたいのです。
お寺は、そんな大切なことに気付かせてくれる場所でもあります。
努力と信心が合わさって、皆さんの喜びが増えるように願い、今日も心の温泉をオープンしております。
(下の写真は、日體寺祈祷会の一幕ですが、法華経の守護神の一人、大黒様も秘法の沐浴をして、守護の力を増大します。)
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