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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 無財の七施 |
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無財の七施(むざいのしちせ)の巻 |
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仏道修行において、他に施しをするということは自分にとっても大切な修行であり、尊いことであります。
仏様は私達にどのようにすれば心が幸せになれるのかを、この無財の七施に示されておられます。
1. 眼施(げんせ)
慈しみを持った優しい眼で人に接すること。
2. 和顔悦色施(わげんえつじきせ)
いつも穏やかでにこやかな顔で人に接すること。
3. 言辞施(ごんじせ)
優しく思いやりを込めた言葉を使う。
4. 身施(しんせ)
自分の身体を使ってできる奉仕をする。
5. 心施(しんせ)
他のために心くばりをする。人のいたみを知ることを心掛ける。
6. 床座施(しょうざせ)
席や場所を譲るように、譲り合いの精神を持つ。
7. 房舎施(ぼうじゃせ)
おもてなしの心で人を迎える。
このように、誰でも簡単にできるように思えますが、なかなか難しいことでもあります。
しかし、いつでも、どこでも、誰に対してでもできるわけですから、自ら進んで実践していただきたいと思います。
家族や周りの人、みんなが笑顔で笑いの絶えない生活ができれば、こんなにありがたいことはありませんし、またそうなることを願っておられると思います。
自分の心を豊かにし、同時に相手の心も幸せにできるのが、無財の七施という施しの修行なのです。 |
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