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不惜身命
勝守り
仏縁
受け止め方
業
心の荷物
諸行無常
助け合いの精神
心磨きの行
煩悩即菩提
因果応報
臨終を習う
不器用
いい人
無上道
菩提心
矢のはしることは弓の力
人の縁なくして人生なし
智目行足
少欲知足
苦を乗り越え仏になる
普通でいること
幸せになるには
我を捨てよ
桜の花のように
バランス
心を満たす言霊
仏心は親心
出会いの力
人生への投資
物事の見方
心の洗濯
エゴイズム
できること
共にある幸せ
心に刻むこと
生きる力
因縁
口は災いのもと
仏様のまばたき
ありがとう
十人十色
WIN WIN
長所と短所
オンリーワン
損して得とれ
それぞれの道
中道
信行
報恩感謝
いただいた命
菩薩行
感応道交
地獄と仏界
仏知見
方便
異体同心
おかげさま
無明と光明
良心
増上慢
平等大慧
精進
一期一会
一心合掌
信仰心
六根清浄
苦と楽
善行の徳
安楽行
心
煩悩
感謝
宝
袖触れ合うも他生の縁
ご先祖様
変化の人
お釈迦様の最後の言葉
仏の種
人生とは
善知識
荒行
常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
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HOME一言法話 > 本当の正義
掛け軸
本当の正義の巻

本当の正義の巻

正義とは、人の道にかなっていて正しいこと、正しい意義や正しい解釈という意味で表現されています。

人の道から外れなければ、何をしても正義になるかというと、そうではありません。
自分こそが正義であるように思ってしたことが、人を傷つけることもあるかもしれないし、その人からは逆に悪だと思われているかもしれません。

正義を振りかざして、自分が正しいと思い込んでいると、偏った考えになってしまいます。
正義というのは、自分が正しいと思うことを、人に押し付けること事ではなくて、偏りのない考えを持ち、正直に生きることではないでしょうか。

自分は正義であるとの思い込みが、怒りを生み出す元となってしまう可能性があることに、気づかなくてはいけません。
自分の考える正義が、必ずしも他の人の考える正義と同じではないのです。

しかし、様々な争いに、自分の間違った行動を正当化するための正義が存在しています。
正義を利用して、自分の行いや言動が間違っていると知りながら、もしくは間違っていたと気づいた時、自分の行いを正当化し、すり替えの正義を作り出してはいけません。

本当の正義とは、正しいと言い張って、他を懲らしめることではありません。
もしも誰かが間違った行動をしていて、それを正そうとする場合、相手の事を本当に思って行動することが本当の正義なのです。

仏様の慈悲のように、人の心から苦しみを抜いて楽を与えることが、正義の目指すところであり、慈しみの心によって悪にとらわれた心を開放し、自分を取り戻さなければならないのです。
そして、正しい道筋を見極めて、心を修正していくことではないでしょうか。

本当の正義を知る人こそが、道を誤った時に立ち止まり、もう一度新たな道を開ける出発点に立つことができるのです。

どうぞ今一度、自身の行いを振り返り、進んでいる道を確認してみましょう。

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