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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
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TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 積功累徳 |
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積功累徳(しゃっくるいとく)の巻 |
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皆さんは植物の種をまいて、育てた経験があると思います。
大事に育てた植物が、実際に花を咲かせたり、実が収穫できた時の喜びは大きいことでしょう。
積功累徳とは、簡単にいうと、幸せの元となる種をまいて、福徳という実を手に入れる方法のことです。
仏様は、仏道修行という善因を修してこそ、徳を得られるのだと説かれています。
自分が幸せを願うのなら、幸せになる為の種まきをしなければ、幸せをつかむことは出来ないということです。
しかし、種をまくだけでは花も咲かなければ、実がなることもありません。
その後の努力が求められるのです。
種をまき、育てる過程においては様々な困難があります。
人生もまた同じことです。
もし、何か不都合なことが起きた場合でも、人に責任を押し付けたり、他人のせいにしたりせず、自分の行いに責任を持ち、それが間違ってはいないかを振り返って考えてみるべきでしょう。
そこで自分の間違いに気付くことができたなら、必ずやり直すことができるはずです。
間違いに気付かずにいることの方が問題があるのです。
幸せの種は、自身の行いによって実を結ぶかどうかが決まります。
善行を心がけ、精進を怠らないことでその種はたくましく育っていくでしょう。 |
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