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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
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TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 行者 |
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行者(ぎょうじゃ)の巻 |
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仏道を修行する人のことを行者と言いますが、この意味をご説明いたします。
まず、皆さんが考える修行というと、お坊さんの修行などを思い浮かべられるかと思います。
朝の勤行や掃除、あるいは水をかぶる水行など、たくさんあるわけですが、もちろんそれも修行です。
ここでお話ししたいのは、仏様の示されている修行です。
私達が様々な苦しみのある、この世で生きることこそが、全て修行であると説かれておられます。
では、苦しみのある世界で生きるためにはどのように生きることが大事なのか。
それは皆さんが行者となり、仏様の教えを実践することです。
仏様の教えに出会う人を、縁のある人という意味で縁者(えんじゃ)と言います。
そして縁者となった人が、仏様の教えを心から信じることで、信者(しんじゃ)となります。
さらにその教えを信じ、実践する人こそが行者となるのです。
ですから、私達は行者となって仏道に精進していくことが、仏様の示されている道であります。
日々の生活の中において、常に仏様への感謝の心を持ち、ご先祖様の供養に励み、周りの人との良いご縁を結び育てることが、この世での修行ではないでしょうか。
もう皆さんの修行も始まっています。
共に行者となり、多くの人が仏様の教えによって苦しみから救われるように願い、精進して参りましょう。 |
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