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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 罪障消滅 |
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罪障消滅(ざいしょうしょうめつ)の巻 |
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赤ちゃんのお尻には、蒙古斑という青っぽくなっている部分があります。
これは成長とともに自然に消えていくものですが、仏様が私達に対してこの世に生まれる時に、しっかり修行に励みなさいという意味を込めて、尻を叩かれたからだというお話があります。
青くなるくらいですから、仏様も気合いを入れて結構強めに叩かれていることでしょう。
それくらい、この世で生きるということは大切な修行なのです。
私達はみんな生まれてきた時に、すでに持ってきているものがあります。
それが罪障で、この世に生まれる前の過去世において積んでしまった悪業、つまり罪というものです。
この罪障は、簡単に消し去ることはできません。
一生をかけて少しづつ消していくほかありません。
罪障消滅とは懺悔滅罪(ざんげめつざい)の行とも言い、自分では知ることができない罪ではあるけれども懺悔し、改心を誓うということなのです。
仏様のお説きになられた正しい教えに気づき、その教えを実践し、この世においては罪を重ねないように精進することが大切なのです。
皆さんがこの世に生まれてきた意味はたくさんあると思います。
その人生の中で、罪障消滅ができる機会に恵まれたわけですので、きっちり借りは返していきましょう。
覚えてはいないかもしれませんが、仏様にお尻を叩かれたこと、その意味を理解していくことをお勧めいたします。 |
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