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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
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HOME > 一言法話 > 知恩報恩 |
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知恩報恩(ちおんほうおん)の巻 |
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新しい年の初めに、心に刻んでいただきたい言葉がございます。
それは「知恩報恩」という仏様の教えであります。
読んで字のごとく、私達が受けている恩というものを知り、その恩に報いることが大切であるという意味です。
では、その恩とはどういう恩をいうのかと申しますと、仏様は四恩という四つの恩を示されています。
一に、父母の恩。この世に自分を生んでくれた両親への恩。
二に、一切衆生の恩。社会に生きるために、様々な方から受ける恩。
三に、国の恩。自分が暮らす国への恩。
四に、三宝の恩。三宝(仏・法・僧)は、仏様とその教えへの恩であります。
私達は、この四恩によって、生かされていることを知って、恩に報いる生き方をすることが、自分の使命であり、幸せになる方法であるわけです。
知恩報恩は、自分の存在を知り、生きていくことの意味を知り、全てに感謝の心を持たなくてはいけないことを、教えてくれる言葉です。
一年をスタートさせるこの時に、恩というものを今一度考えて、感じていただければと思います。
今年一年も、皆様にとって良い一年でありますように、ご祈念申し上げます。 |
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