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常照山 日體寺(日体寺)京都清水坂
〒605−0862 京都市東山区清水四丁目151
TEL:075−561−1248(9:00〜17:30)
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HOME > 一言法話 > 縁に支えられて |
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縁に支えられての巻 |
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人は一人では生きていけない。
多くの人に支えられて生かされている。
私達は、いつも自分のことだけを考えてしまいがちです。
それがあたりまえのような気もしますが、その考えを少し違う方向から見るように、自分の周りの人に向けてみてはどうでしょう。
日頃からお世話になっている人のことや、いつもそばにいる人に。
そうすれば、たくさんの人に支えられて自分がいることに気付くことができるはずです。
そして常に感謝の気持ちを持って、周りの人を想うことで不思議と力が湧いてくるような気がします。
そうした支えを縁といいます。
その縁というものは、仏様が結んで下さっているものなのです。
私達はその縁によって生かされていると言っても過言ではありません。
しかしながら、不平や不満ばかりが先に出てしまい、せっかくの縁に気づいていないことが多いのではないでしょうか?
また、感謝の念すらもどこかに忘れてきてしまっているのかもしれません。
大切なのは、支えられていることに感謝し、自分も誰かの支えとなるように努力することです。
誰かの力になることが自分の喜びとなり、幸せをもたらす力となるのです。
我々の人生は、縁の連なりであり、時には辛い縁も、悲しい縁も仏に導くための縁であります。
縁に出会って、その時悟れなくても、時がたってから気づく縁というのもあります。
色々なことがありますが、仏様はその人が乗り越えていけないような縁は与えておられません。
たくさんの縁を下さる仏様とその縁に感謝し、精進して参りましょう。 |
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